障害年金専門の社会保険労務士 藤井啓道

【所属等】1964年生 北海道岩内郡岩内町出身
社会保険労務士(北海道社会保険労務士会所属)
行政書士(北海道行政書士会所属)

製薬会社でMRとして12年間勤務後、社会保険労務士試験に合格、2001年2月に社会保険労務士開業。障害年金と企業労務を行っていたが、2004年大腸癌のため11ヶ月間療養となり仕事が中断。腸閉塞のため救急車で搬送され、入院後に判明した大腸がんの手術や抗がん剤治療など長い療養を経験。治療期間中に、同じ病気で入院している患者仲間の死や経済的な理由による治療打ち切り退院などを見聞きし、仕事に復帰した際、自ら思うところがあり、障害年金を勉強し直し、障害給付業務に着手。復帰後、苦労したが次第にお客様に利用していただけるようになり、2008年に札幌市の「病院銀座」札幌医大前に事務所移転し、本格的に障害年金業務に取り組みはじめる。しかし、再び2011年7月に耳下腺がん(唾液腺導管癌)が判明し、顔の表面から右頬と耳下腺、顔面神経を切除。頬に腹部の神経と組織(遊離皮弁)を移植。顔には大きな傷と強い顔面麻痺が残り、長期にわたり、後遺症の治療のため短期の入院と手術を繰り返す。精神的にもつらい年月を過ごしたが、スタッフの協力やお客様のご理解をいただき、仕事を続けることができた。現在も傷はまだ大きく残っているが、顔面麻痺は当初より随分よくなった。耳下腺がんの後、仕事はますます障害年金に特化。自分の闘病体験から「病気を抱えている多くの皆様のお役に立ちたい!」と障害年金のありとあらゆる手続きと不服申し立て実務に注力し、お客様をサポート。現在では北海道だけでなく、全国からのお客様の問い合わせが寄せられ、障害年金を受給できたお客様から多くの喜びの声が届いている。社会保険労務士開業前の前職で、感染症、呼吸器疾患、アレルギー、脳血管障害、向精神薬、消炎鎮痛、胃潰瘍、骨代謝疾患など多くの分野の医療用医薬品を製造・販売していたが、これらの医薬品を医師・薬剤師へ説明するために受けた医薬品とそれに関連する疾病医学知識が現在取り組んでいる障害年金業務の下地にもなっている。趣味はソロギター。フォークや歌謡曲のアレンジ楽譜を弾いて、休日は楽しんでいる。

【藤井啓道より病気・ケガで悩んでいる皆様へ】
私は、耳下腺がんの後遺症の治療を現在もまだ続けています。この他にも大きな病気をしました。そんな自分ですから、病気や怪我などで支障を抱えて生活している方の苦しみがよくわかります。今、私は障害年金分野が自分にとって天命と思い仕事をしています。全国に多数存在する障害年金に取り組んでいる社会保険労務士の中から私に業務を委託してくださったお客様に対し、「この人間に頼んでよかった。」と満足していただける仕事をしていくことを心がけて業務にあたっております。