藤井啓道
1999年、製薬会社でMRとして12年間勤務の後、社会保険労務士試験に合格しました。前職で勤務し、感染症、呼吸器疾患、アレルギー、脳血管障害、向精神薬、消炎鎮痛、胃潰瘍、骨代謝疾患など多くの分野の医療用医薬品を製造・販売していました。これらの医薬品を医師や薬剤師の皆様へ説明するために受けた医薬品とそれに関連する疾病医学知識が現在取り組んでいる障害年金業務の下地となっています。
2001年2月に社会保険労務士を開業しました。障害年金分野は、社会保険労務士の受験対策をしていた頃から、自分の経験を生かせる分野と考え、意識して勉強していました。登録後に最初に受けた仕事は、労災死亡事故(トンネル工事現場休憩中に横倒しとなったダンプの下敷きとなり死亡)に関する相談でした。
その後、障害年金と労災、企業労務を行っていましたが、2004年、大腸癌のため7月から翌年3月までの11ヶ月療養となり仕事が中断しました。(この間、入退院を繰り返しました。)。腸閉塞のため救急車で搬送され、入院後に判明した大腸がんの手術や抗がん剤治療など長い療養がありました。
この治療期間に同じ病気で入院している患者仲間の死や経済的な理由による治療打ち切り退院などを見聞きしました。社会保険労務士の仕事に復帰した際に、自ら思うところがあり、障害年金を勉強し直し障害給付業務に本格的に着手しました。
復帰後、苦労しましたが、しだいにお客様に利用していただけるようになり、2008年に事務所を北海道札幌市の「病院銀座」である札幌医大前に移転し、障害年金業務に取り組みました。しかし、再び2011年7月に今度は耳下腺がん(唾液腺導管癌)が判明し、その年の10月に顔の表面から右頬と耳下腺、顔面神経を切除し、切除した頬に腹部の神経と組織(遊離皮弁)を移植しました。
顔には大きな傷と強い顔面麻痺が残りました。その後も長期にわたり、後遺症の治療のため短期の入院と手術を繰り返しました。
精神的にもつらい年月を過ごしましたが、事務所スタッフの協力やお客様のご理解をいただき、仕事を続けることができました。
現在、耳下腺がんの手術から15年弱経過しました。傷はまだ大きく残っていますが、顔面麻痺は、当初より随分よくなりました。
耳下腺がんの後、仕事はますます障害年金に特化していきました。自分の闘病体験から、障害年金の分野で病気を抱えている多くの皆様のお役に立ちたいと障害年金のありとあらゆる手続きと不服申し立て実務にますます注力し、頑張っております。
【仕事に対する考え方】
私は、耳下腺がんの後遺症の治療は現在もまだ続けています。この他にも大きな病気をしました。そんな自分ですから、病気や怪我などで支障を抱えて生活している方の苦しみがよくわかります。今、私は障害年金分野が自分にとって天命と思い仕事をしています。全国に多数存在する障害年金に取り組んでいる社会保険労務士の中から私に業務を委託してくださったお客様に対し、「この人間に頼んでよかった。」と満足していただける仕事をしていくことを心がけて業務にあたっております。
【所属等】
1964年生 北海道岩内郡岩内町出身
社会保険労務士(北海道社会保険労務士会所属)
行政書士(北海道行政書士会所属)
【趣味】
ソロギター
プロフィール
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